「心に響くロックバラードを歌ってみたい」
そう思う方も多いかもしれません。
そんな方には、GLAYの「SPECIAL THANKS」がおすすめです。
「SPECIAL THANKS」は、秋を彷彿とさせる何処か懐かしい雰囲気から心に響きを与えるロックバラードです。
今回は、GLAY「SPECIAL THANKS」の音域や難易度を調査し、精密採点Aiで歌う注意点を考察します。
GLAY/SPECIAL THANKSってどんな曲?
本項では、GLAY「SPECIAL THANKS」の作品プロフィールを紹介します。
アーティスト名 | GLAY |
発売年 | 2000年 |
オリコン順位(最高/登場回数) | 1位/9週 |
収録アルバム | DRIVE-GLAY complete BEST |
タイアップ | 映画「未来日記」 |
「SPECIAL THANKS」は、2000年にリリースされたGLAYの20thシングルです。同作品は、「とまどい」とのダブルA面シングルとして発売されました。
また、「SPECIAL THANKS」は映画「未来日記」の主題歌(「とまどい」は『ウンナンのホントコ! 未来日記』の主題歌)として起用され、ミリオンセラーを記録した楽曲です。
なお、「SPECIAL THANKS」および「とまどい」は、ともにオリジナルアルバムには未収録の作品です。
音域や構成から「SPECIAL THANKS」の難易度を調査!
上図から、GLAY「SPECIAL THANKS」の音域がmid1G~hiCだとわかります。
そのため、「SPECIAL THANKS」の音域は女声の平均声域と一致しているため、男声には少し高く感じるかもしれません。
本項では、GLAY「SPECIAL THANKS」の音域や構成からカラオケでの難易度を調査します。
「SPECIAL THANKS」の構成は?
以下は、GLAY「SPECIAL THANKS」の構成をまとめた表です。
番数 | 構成 |
---|---|
イントロ | 有り |
1番 | Aメロ/Bメロ/Aメロ/Bメロ/サビ①/サビ②/サビ③ |
間奏 | 有り |
2番 | Bメロ/サビ②/サビ①/サビ③×2 |
アウトロ | 有り |
「SPECIAL THANKS」の特徴は、サビの占める割合が全体の半分をほどある点です。また、そのサビも3種類に分かれており、高いキーが続くため体力のいる作品と言えます。
一方、AメロとBメロにはそれほど高いパートが無いので声量を落として歌うと、体力の温存と抑揚の点数アップの両面で効果があると考えられます。
「SPECIAL THANKS」の難易度を調査!
「SPECIAL THANKS」は、歌詞の文字数が標準的かつボーカル一人で歌われているので対応しやすい作品と言えます。特に、女声にとっては平均声域と一致しているので、歌いやすい曲だとわかります。
一方、男声にとっては音域がやや高いので、サビなどでは裏声を使って音程を合わせていくと良いと考えられます。
以上より、「SPECIAL THANKS」の難易度は男女ともに標準よりも低い男声★10/女声★8の評価です。
詳細 | 難易度 | |
---|---|---|
音域 | mid1G~hiC | 男声:★★★☆☆ 女声:★☆☆☆☆ |
文字数比 | 1.69 | ★★☆☆☆ |
ボーカリストの人数 | 1人(TERU) | ★☆☆☆☆ |
作詞作曲者 | TAKURO | ★★★★☆ |
★合計 | 標準を★12とする | 男声:★10 女声:★8 |
精密採点Aiの総合点数を考察
上のレーダーチャートは、GLAY「SPECIAL THANKS」の得点記録です。
本項では、上記の得点記録に基づいて精密採点Aiにおいて95点を取るために必要な要素を考察します。
精密採点Aiにおける95点の目安は、以下の記事に詳しく記載されているのであわせてどうぞ!
「SPECIAL THANKS」を95点の目安に基づいて考察
今回、「SPECIAL THANKS」のチャート合計点数は、443点と95点の目安には2点足りない結果です。
内訳は、リズムを除く全ての項目で目安を下回っており、95点を超えるには全体的に底上げが必要だと考えられます。
特に、総合点数と関係の深い音程と、最も低い点数を記録している表現力の向上が点数アップのカギだと推測されます。
「SPECIAL THANKS」の点数 | 95点の目安 | ||
チャート合計平均 | 443 | 445点 | |
音程 | 86 | 88点以上 | |
安定性 | 87 | 合計258点 | 合計260点以上 |
表現力 | 79 | ||
ビブラート&ロングトーン | 92 | ||
リズム | 99 | 97点以上 |
採点結果に基づいて「SPECIAL THANKS」の弱点を考察
今回の点数における「SPECIAL THANKS」の弱点は、音程と表現力です。
- 【音程】86点
「SPECIAL THANKS」は、音程がBメロから徐々に上がっていき、サビ③でピーク(最高音は2番のサビ②)を向ける構成です。
その中で、Bメロの入りとサビ①の入りに曲調の変わり目があり、音程を外しやすい傾向があります。そのため、フレーズの入りを意識して音を合わせると良いと推測されます。
- 【表現力】79点
抑揚 | しゃくり | こぶし | フォール |
---|---|---|---|
94点 | 21回 | 17回 | 0回 |
今回の点数から表現力で85点を獲得するには、おおよそしゃくり20回、こぶし10回増やす必要があります。
そのため、以下の表の様に音程の上がる箇所(特にサビ)でしゃくりを入れながら、適宜こぶしを加えていくイメージで歌うと良いと考えられます。
構成 | 音程があがる箇所 |
---|---|
Aメロ | 5 |
Bメロ | 7 |
サビ① | 12 |
サビ② | 14 |
サビ③ | 9 |
採点項目の詳細は下の記事に詳しく記載されていますので、あわせてどうぞ!
【精密採点Ai】GLAY/SPECIAL THANKSの音域や難易度を調査!まとめ
今回は、GLAY/SPECIAL THANKSの音域や難易度から精密採点Aiで歌う注意点を考察しました。
「SPECIAL THANKS」は、女声の平均声域と一致した音域を持っているため、女声の方が歌いやすい作品と言えます。
一方、男声も音程が徐々に上がっていくバラードナンバーなので、高音パートに裏声を用いて音程正答率を上げていくと点数アップにつながると期待できます。
本記事を参考に、GLAY/SPECIAL THANKSを歌ってみてはいかがでしょうか。
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