「SOUL LOVE」は、GLAYの中でWinter,again、誘惑に次ぐセールスを記録した作品です。
歌唱面では、少し音域が広いものの、淡々としたリズムと起伏の少ない音程から、それほど難しくない作品と言えます。
今回は、GLAY「SOUL LOVE」の音域や難易度から精密採点Aiで歌う注意点を考察します。
GLAY/SOUL LOVEってどんな曲?
本項では、GLAY「SOUL LOVE」の作品プロフィールを紹介します。
アーティスト名 | GLAY |
発売年 | 1998年 |
オリコン順位(最高/登場回数) | 2位/15週 |
収録アルバム | pure soul |
タイアップ | カネボウ化粧品「ブロンズラブ」98’夏キャンペーン・ソング |
「SOUL LOVE」は、1998年にリリースされたGLAYの14thシングルです。
同作品は、13thシングル「誘惑」と同日発売されており、オリコンチャートでは「誘惑」が初登場1位、「SOUL LOVE」が初登場2位を記録し、両作品ともにミリオンセラーを記録しました。
「SOUL LOVE」は、春先にリリースされているにも拘らず、秋の雰囲気を彷彿とさせるミドルテンポナンバーです。
また、同作品のMVではGLAYのメンバーが担当とは違う楽器を演奏しているシーンや、和気あいあいと談笑しているシーンなど、GLAYの仲の良さが垣間見える作品に仕上がっています。
音域や構成から「SOUL LOVE」の難易度を調査!
上図から、GLAY「SOUL LOVE」の音域がmid1B~hiC#だとわかります。
そのため、「SOUL LOVE」の音域は2オクターブを超過しており、男声・女声の平均声域を超えている点が特徴です。
しかしながら、最低音および最高音のフレーズが長く続くわけではないので、原曲のキーでもなんとか歌える作品と言えます。
本項では、GLAY「SOUL LOVE」の音域や構成からカラオケでの難易度を調査します。
「SOUL LOVE」の構成は?
以下は、GLAY「SOUL LOVE」の構成をまとめた表です。
番数 | 構成 |
---|---|
イントロ | 有り |
1番 | Aメロ/Bメロ/サビ/Aメロ |
間奏 | 有り |
2番 | Bメロ/サビ/Cメロ/サビ |
「SOUL LOVE」は、1番にAメロ/Bメロ/サビ、2番にBメロ/Cメロ/サビから成る構成です。
特に、2番はサビ/Cメロ/サビが合間無く続くので、少し体力のいる構成だと言えます。
しかしながら、低音部はAメロとBメロに、高音部はサビに集中しているので、メリハリの付けやすい作品だと言えるでしょう。
「SOUL LOVE」の難易度を調査!
「SOUL LOVE」は、GLAYのメンバーであるTAKUROがTERUの声域に合わせて作成したと考えられるため、非常に音域の広い作品となっています。
一方、演奏時間に対する文字数は標準程度なので、ちょうど良いテンポの作品です。
そのため、音域の広さを鑑みても標準程度の★12の評価となります。
詳細 | 難易度 | |
---|---|---|
音域 | mid1B~hiC# | 男声:★★★★★ 女声:★★★★★ |
文字数比 | 1.83 | ★★☆☆☆ |
ボーカリストの人数 | 1人(TERU) | ★☆☆☆☆ |
作詞作曲者 | TAKURO | ★★★★☆ |
★合計 | 標準を★12とする | 男声:★12 女声:★12 |
精密採点Aiの総合点数を考察
上のレーダーチャートは、GLAY「SOUL LOVE」の得点記録です。
本項では、上記の得点記録に基づいて精密採点Aiにおいて96点を取るために必要な要素を考察します。
精密採点Aiにおける96点の目安は、以下の記事に詳しく記載されているのであわせてどうぞ!
「SOUL LOVE」を96点の目安に基づいて考察
今回、「SOUL LOVE」のチャート合計点数は、449点と96点の目安と同じ値です。内訳は、音程の点数が目安と同等なので、安定性の低さをカバーできていると考えられます。
そのため、更なる点数アップには、まず安定性を、次いで表現力の点数アップが必要だと推測されます。
「SOUL LOVE」の点数 | 96点の目安 | ||
チャート合計平均 | 449 | 449点 | |
音程 | 90 | 90点以上 | |
安定性 | 86 | 90点以上 | |
表現力 | 81 | 80点以上 | |
ビブラート&ロングトーン | 93 | 合計192点 | 合計190点以上 |
リズム | 99 |
採点結果に基づいて「SOUL LOVE」の弱点を考察
「SOUL LOVE」の弱点は、安定性と表現力です。
- 【安定性】86点
「SOUL LOVE」は、各フレーズの前半は短いバーが、後半には長いバーが多い特徴があります。そのため、後半の長いバーの音程を丁寧に、また声が掠れないように歌う点が安定性を攻略するポイントです。
また、間奏の手前およびサビには長いバーが存在するので、音程のブレを少なくしたり、ビブラートを掛けたりすると、安定性の向上につながると考えられます。
- 【表現力】81点
抑揚 | しゃくり | こぶし | フォール |
---|---|---|---|
91点 | 8回 | 21回 | 0回 |
今回の「SOUL LOVE」の結果では、しゃくり回数の少なさから表現力の伸び悩みにつながっていると推測されます。
しかしながら、「SOUL LOVE」は全体的に起伏が少なく、自然体ではしゃくりが出にくい構成の作品です。そこで、音程が上がるフレーズに加えて、フレーズ頭にもしゃくりを狙っていく必要があると考えられます。
表現力の詳細は下の記事に詳しく記載されていますので、あわせてどうぞ!
【精密採点Ai】GLAY/SOUL LOVEの音域や難易度を調査!まとめ
今回は、GLAY/SOUL LOVEの音域や難易度から精密採点Aiで歌う注意点を考察しました。
「SOUL LOVE」は、音域が広いものの、テンポ感や音の配置などから標準程度の難易度の作品です。
本記事を参考に、GLAY/SOUL LOVEを歌ってみてはいかがでしょうか。
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