皆さんは、Mr.Childrenの「名もなき詩」という楽曲を知っていますか?
「名もなき詩」は、90年代半ばにリリースされ、Mr.Childrenの中では2番目の売上を記録した楽曲です。
また、独特な曲構成やCメロのスピード感に強い印象を持っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Mr.Children「名もなき詩」の楽曲の概要や音域からカラオケで歌うコツを紹介します。
Mr.Children「名もなき詩」とは?
本項では、Mr.Children「名もなき詩」の楽曲プロフィールを紹介します。
アーティスト名 | Mr.Children |
発売年 | 1996年 |
オリコン順位(最高/登場回数) | 1位/18週 |
収録アルバム | 深海 |
タイアップ | ドラマ『ピュア』主題歌 |
「名もなき詩」は、1996年にMr.Childrenの10thシングルとしてリリースされました。
そして、「名もなき詩」はオリコン史上初の初週の売上のみでミリオンセラーを達成し、最終的に約230万枚の売り上げた楽曲です。
また、「名もなき詩」の冒頭やサビと共にCメロの早口パートが印象に残る楽曲で、当時は演奏とあわせて歌ってみた方も多いのではないでしょうか。
音域や特徴から「名もなき詩」の難易度を調査!
上図から、Mr.Children「名もなき詩」の音域がmid1C~hiA#だとわかります。
また、その音域は男声の平均声域の下限から上限少し上までのレンジを持っており、男女ともに対応しにくい楽曲と言えるかもしれません。
そこで本項では、Mr.Children「名もなき詩」の音域や特徴からカラオケでの難易度を調査します。
音域や曲構成は?
Mr.Children「名もなき詩」の音域や構成などをまとめた表が、以下になります。
音域 | mid1C~hiA# | |
構成 | イントロ | 有り |
1番 | Aメロ×2/Bメロ/Aメロ/サビ | |
2番 | Aメロ/Bメロ/Aメロ/サビ/Cメロ1 | |
間奏 | 有り | |
3番 | Cメロ2/サビ(転調)×2 | |
アウトロ | 有り | |
演奏時間 | 5:31 | |
ひらがな文字数 | 776字 | |
文字数比 | 2.34(ひらがな文字数/演奏時間) |
「名もなき詩」は、Aメロ・Bメロ・Aメロと続いてサビに向かうあまり見られない構成をしています。
加えて、Cメロが間奏の前後に2パターンある点も特徴の1つです。
また、5分半ほどの演奏時間に対して800字近くの文字数があるで、スピード感に溢れる楽曲だと言うことができます。
「名もなき詩」の難易度を調査!
「名もなき詩」の難易度は、ボーカリストが1人であることを除き、すべての項目が最高値に近い星の数を示しています。
また、Mr.Childrenならではの独特な節回しや早口のフレーズ、さらにラストでの転調など難易度の高い項目を多く持つ楽曲でもあります。
したがって、原曲を何度も聞いて音程やリズムに慣れる必要があると言えるでしょう。
詳細 | 難易度 | |
音域 | mid1C~hiA# | ★★★★☆ |
文字数比 | 2.34 | ★★★★★ |
ボーカリストの人数 | 1人(桜井和寿) | ★☆☆☆☆ |
作詞作曲者 | 桜井和寿 | ★★★★★ |
★合計 | – | 15★ |
「名もなき詩」は、アルバム『深海』に収録されています。
『深海』は、トラックごとの隙間が無く、すべて一つながりで聞けるように工夫されています。
そのため、まるで物語を読んでいるかのような感覚となる1枚なので、ぜひ聞いてみてはいかがでしょうか。
精密採点Aiの総合点数を考察
上のレーダーチャートは、Mr.Children「名もなき詩」の得点記録です。
本項では、上記の得点記録に基づいて精密採点Aiにおいて95点を取る秘訣を考察します。
精密採点Aiにおける95点の目安は、以下の記事に詳しく記載されているのであわせてどうぞ!
「名もなき詩」をレーダーチャート項目に基づいて考察
今回「名もなき詩」のチャート合計点数は447点と、95点の目安に対して2点多く獲得しています。
しかしながら、下の表において音程とリズムの得点が目安より低いことがわかります。
「名もなき詩」の点数 | 95点の目安 | ||
チャート合計平均 | 447 | 445点 | |
音程 | 85 | 88点 | |
安定性 | 89 | 合計267点 | 合計260点以上 |
表現力 | 85 | ||
ビブラート&ロングトーン | 93 | ||
リズム | 95 | 97点 |
では、「名もなき詩」のAi感性ボーナスおよびレーダーチャートの項目の詳細を見ていきましょう。
「名もなき詩」は、文字数が多いので、リズムを合わせることができれば、アクセントの付きやすい楽曲です。
Ai感性 | Ai感性+ | Ai感性- |
---|---|---|
95 | 100 | -29 |
また、音程のアップダウンにあわせてしゃくりが多く使用したので、上の表のようにAi感性+100点・トータルAi感性95点という結果につながったと考えられます。
Ai感性の項目で紹介した通り、「名もなき詩」の音程はアップダウンが激しく、しゃくりが付きやすい楽曲です。
そのため、今回はしゃくり57回と多く獲得できたと推察されます。
抑揚 | しゃくり | こぶし | フォール |
---|---|---|---|
83点 | 57回 | 14回 | 1回 |
しかしながら、「名もなき詩」の音程は高低差があるものの、全体的にリズミカルに進みます。
そのため、Aメロ・Bメロの声量を抑えて、サビとCメロに全力を注ぐイメージで歌うと抑揚が付きやすいと考えられます。
「名もなき詩」はスピード感のあるメロディーが特徴ですが、意外とフレーズの終わりにロングバーがあります。
そのため、ビブラートを入れるタイミング多い楽曲と言えるでしょう。
上手さ | タイプ | 秒数 | 回数 | |
---|---|---|---|---|
ビブラート | 9 | B-2 | 38.2 | 61 |
ロングトーン | 7 | – | – | – |
しかしながら、原曲でもロングトーンを使っているイメージがあまりないので、AメロかBメロで合計3回程のロングトーンを入れる意識で歌うと良いかもしれません。
「名もなき詩」は、リズムの緩急や音程のアップダウンが激しいので、何度も歌ってリズムと音程に慣れる必要があると考えられます。
特に、歌い始めやCメロ・サビの流れに注目するがあまり、Bメロの精度が意外と低くなる傾向が見られました。
したがって、Bメロも含めて細かい音程を確認していく必要だと言えるでしょう。
「名もなき詩」の安定性を向上させるには、音程の精度を上げる必要があります。
その理由は、「名もなき詩」はCメロのような非常に短いバーが連続して現れる場面が多く、そのバーの音程正答率が低いと安定して歌えていないと判定される可能性が高いからです。
したがって、「名もなき詩」は音程の精度が上がれば、全体的な得点が高まると言えるかもしれません。
「名もなき詩」は、独特な節回しとCメロの早口パートが特に難しい楽曲です。
そのため、原曲を何度も聞いてリズムを染み込ませる必要があると推察されます。
採点項目の詳細は下の記事に詳しく記載されていますので、あわせてどうぞ!
点数アップの道(96点を目指して)
本項では、精密採点Aiにて総合点数96点に達するために必要なポイントを96点獲得の目安に基づいて考察します。
精密採点Aiにおける96点の目安は、以下の記事に詳しく記載されているのであわせてどうぞ!
さて、下の図からもわかる通り、「名もなき詩」の得点を96点までアップさせるには、表現力を除くすべての項目での得点アップが必要です。
「名もなき詩」の点数 | 96点の目安 | ||
チャート合計平均 | 447 | 449点 | |
音程 | 85 | 90点以上 | |
安定性 | 89 | 90点以上 | |
表現力 | 85 | 80点以上 | |
ビブラート&ロングトーン | 93 | 188 | 合計190点以上 |
リズム | 95 |
また、上表の5項目の中では、音程が最も96点の目安から差があります。
したがって、「名もなき詩」の総合得点を96点にアップさせるには、音程精度の向上が必要だと言えるでしょう。
【精密採点Ai】Mr.Children/名もなき詩の音域や難易度から点数アップの秘訣を調査!まとめ
今回は、Mr.Children「名もなき詩」の楽曲の概要からカラオケで歌うコツを紹介しました。
「名もなき詩」は、音程とリズムが難しい楽曲ですが、歌えれば歌えるほど楽しい楽曲です。
そこで、本記事を参考に「名もなき詩」に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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