米津玄師さんのKICK BACKは、アニメ『チェンソーマン』のオープニングテーマとして有名な作品です。
また、チャート成績ではCD、ストリーミング、Youtubeの再生回数のそれぞれで記録を持っており、令和を代表する作品の1つに数えられます。
今回は、米津玄師/KICK BACKの音域や難易度から精密採点Aiで歌う際の注意点を考察します。
米津玄師/KICK BACKとは?
本項では、米津玄師「KICK BACK」の作品プロフィールを紹介します。
アーティスト名 | 米津玄師 |
発売年 | 2022年 |
オリコン順位(最高/登場回数) | 1位/65週 |
収録アルバム | 未収録(2024年3月時点) |
タイアップ | アニメ『チェンソーマン』オープニングテーマ |
「KICK BACK」は、2022年にリリースされた米津玄師さんの13thシングルで、アニメ『チェンソーマン』のオープニングテーマとして有名な作品です。
また、「KICK BACK」のチャート成績は、CD売り上げは初週で30万枚以上を記録。加えて、ストリーミングは3億再生以上、Youtubeでの再生回数は1.5億回以上を記録しているため、令和を代表する作品の1つと言えるのではないでしょうか。
音域や構成から「KICK BACK」の難易度を調査!
上図から、米津玄師「KICK BACK」の音域がmid2E~hiA#だとわかります。
また、「KICK BACK」は男声の平均声域から1.5音高く、女声の平均声域から2音低い音域を持つため、男女ともに同程度の難しさを持つ作品と言えるでしょう。
本項では、米津玄師「KICK BACK」の音域や構成からカラオケでの難易度を調査します。
「KICK BACK」の構成は?
以下は、米津玄師「KICK BACK」の構成をまとめた表です。
番数 | 構成 |
---|---|
イントロ | 有り |
1番 | Aメロ×2/Bメロ/Cメロ/サビ①/サビ② |
間奏 | 有り |
2番 | Aメロ×2/Bメロ/C’メロ/サビ①/サビ② |
3番 | Dメロ/サビ② |
アウトロ | 有り |
「KICK BACK」は、4パターンのメロディーと2種類のサビから構成されています。
特に、2番Cメロは音程はそのままに、テンポが著しく遅くなるので、左記を知らないと難しいパートです。
また、「KICK BACK」はハイテンポかつ、発声しにくいフレーズも多いので、リズムを合わせにくい作品と言えます。
「KICK BACK」の難易度を調査!
「KICK BACK」の難易度は、男女ともに標準よりもやや難しい★13です。
しかしながら、演奏時間に対する歌詞の文字数が非常に多く、発音しにくいフレーズが多々あるため、難解な印象を受けます。
そのため、「KICK BACK」の攻略には言葉をどのように発音すれば歌いやすいかを研究する必要がある作品と言えるでしょう。
詳細 | 難易度 | |
---|---|---|
音域 | mid1E~hiA# | 男声:★★☆☆☆ 女声:★★☆☆☆ |
文字数比 | 3.41 | ★★★★★ |
ボーカリストの人数 | 1人(米津玄師) | ★☆☆☆☆ |
作詞作曲者 | 米津玄師 | ★★★★★ |
★合計 | 標準を★12とする | 男声:★13 女声:★13 |
精密採点Aiの総合点数を考察
上のレーダーチャートは、米津玄師「KICK BACK」の得点記録です。
本項では、上記の得点記録に基づいて精密採点Aiにおいて92点を取るために必要な要素を考察します。
精密採点Aiにおける92点の目安は、以下の記事に詳しく記載されているのであわせてどうぞ!
「KICK BACK」を92点の目安に基づいて考察
今回、「KICK BACK」のチャート合計点数は、420点と92点の目安には7点足りない結果です。詳細は、下の表より音程およびリズムの点数が低い点が理由だと言えます。
「KICK BACK」の点数 | 92点の目安 | ||
チャート合計平均 | 420 | 427点 | |
音程 | 83 | 84点以上 | |
安定性 | 82 | – | |
表現力 | 66 | – | |
ビブラート&ロングトーン | 94 | 89点以上 | |
リズム | 95 | 97点以上 |
また、「KICK BACK」は2番Cメロを除いてテンポが非常に速く、リズムを合わせにくい点が特徴です。
そのため、リズムの攻略が音程やその他の点数アップの足掛かりになると考えられます。
採点結果に基づいて「KICK BACK」の弱点を考察
チャート合計点および各パラメータの詳細から、「KICK BACK」の弱点はリズムだと考えられます。
- 【リズム】95点
「KICK BACK」は、ハイテンポかつ独特の間を持つリズムをしています。そのため、音としてのリズムを覚えるのではなく、歌詞および言葉の発し方を覚える方が有効です。
なぜならば、歌詞に登場する英語・カタカナ・漢字の並びに戸惑い、ほんの少しのズレが生じると、途端に歌えなくなる可能性があるからです。
そこで、「KICK BACK」を練習する際に原曲を聞きながら、歌詞を口ずさむと言葉運びを含めたリズムを会得できます。
また、音程は二の次と割り切ってリズムの練習する方が、結果的に他のパラメータの点数も上がると考えられます。
採点項目の詳細は、下の記事に詳しく記載されていますので、あわせてどうぞ!
【精密採点Ai】米津玄師/KICK BACKの音域や難易度を調査!まとめ
今回は、米津玄師/KICK BACKの音域や難易度から精密採点Aiで歌う注意点を考察しました。
「KICK BACK」は、ハイテンポかつ独特な間を持つリズムが特徴の作品です。そのため、歌詞を片手に言葉を発する練習から始まると、結果的に点数アップにつながると考えられます。
本記事を参考に、米津玄師/KICK BACKにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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