皆さんは、WANDSの「世界が終るまでは…」という楽曲をご存じですか?
「世界が終るまでは…」は、廃退的な歌詞とエレキギターの歪んだサウンドがよくマッチしたロックナンバーです。
また、アニメ「スラムダンク」のエンディング曲として採用されたことからWANDSの中では特に有名な楽曲と言えるでしょう。
今回は、WANDS「世界が終るまでは…」の音域や精密採点Aiでの歌い方を見ていきましょう。
世界が終るまでは…とは?
本項では、WANDS「世界が終るまでは…」の楽曲プロフィールを紹介します。
アーティスト名 | WANDS |
発売年 | 1994年 |
オリコン順位(最高/登場回数) | 1位/19週 |
収録アルバム | PIECE OF MY SOUL |
タイアップ | アニメ「スラムダンク」エンディング・テーマ |
「世界が終るまでは…」は、1994年にWANDSの8thシングルとしてリリースされ、ミリオンセラーを達成した楽曲です。
また、アニメ「スラムダンク」のエンディングテーマとして採用されたことから、WANDSの中でも知名度の高い楽曲と言えるでしょう。
最近では、2022年に「世界が終るまでは…[WANDS第5期ver.]」として、再リリースされています。
「世界が終るまでは…[WANDS第5期ver.]」は、柴崎浩さんによる編曲のもと、上原大史さんをボーカルとしたバージョンです。
このバージョンでは、上原大史さんがかつての楽曲を再現しつつ、さらに上手さを付加して歌われていることが魅力です。
そのため、かつてから「世界が終るまでは…」を知る方にも違和感がなく、新たに聞く人にも新鮮な印象を与えるのではないでしょうか。
音域や特徴から「世界が終るまでは…」の難易度を調査!
上図から、WANDS「世界が終るまでは…」の音域がmid1E~hiAだとわかります。
そのため、「世界が終るまでは…」の音域は男声の平均声域よりも1音だけ高いものの、キー調整がしやすく歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
本項では、WANDS「世界が終るまでは…」の音域や特徴からカラオケでの難易度を調査します。
「世界が終るまでは…」の音域や特徴は?
WANDS「世界が終るまでは…」は、以下の特徴を持つ楽曲です。
音域 | mid1E~hiA | |
構成 | イントロ | 有り |
1番 | Aメロ/Bメロ/サビ | |
2番 | Aメロ/Bメロ/サビ | |
間奏 | 有り | |
2番 | サビ | |
アウトロ | 有り | |
演奏時間 | 5:13 | |
ひらがな文字数 | 389字 | |
文字数比 | 1.24(ひらがな文字数/演奏時間) |
「世界が終るまでは…」は、Aメロ・Bメロ・サビを繰り返して、間奏・サビへと向かうJ-POPの王道とも呼べる構成をしています。
また、音域が男声の平均声域より少し高いものの、独特な節回しも無く、ゆっくりとしたテンポ感なので、高いキーにも備えやすい楽曲だと言えます。
「世界が終るまでは…」の難易度を調査!
「世界が終るまでは…」は、テンポが少しゆっくりなものの、音域や音程にはそれほど難しさはありません。
強いて難しさを挙げるとすれば、何度か登場する英語の歌詞が少し発声しづらい点でしょうか。
そのため、難易度も12★と標準的な値を示しています。
詳細 | 難易度 | |
音域 | mid1E~hiA | ★★★☆☆ |
文字数比 | 1.24 | ★★★★★ |
ボーカリストの人数 | 1人(上杉昇) | ★☆☆☆☆ |
作詞作曲者 | 作詞:上杉昇 作曲:織田哲郎 | ★★★☆☆ |
★合計 | – | 12★ |
精密採点Aiの総合点数を考察
上のレーダーチャートは、WANDS「世界が終るまでは…」の得点記録です。
本項では、上記の得点記録に基づいて精密採点Aiにおいて95点を取る秘訣を考察します。
精密採点Aiにおける95点の目安は、以下の記事に詳しく記載されているのであわせてどうぞ!
「世界が終るまでは…」をレーダーチャート項目に基づいて考察
今回「世界が終るまでは…」のチャート合計点数は、441点と95点の目安より少し低いことがわかります。
「世界が終るまでは…」の点数 | 95点の目安 | ||
チャート合計平均 | 441 | 445点 | |
音程 | 88 | 88点 | |
安定性 | 88 | 合計255点 | 合計260点以上 |
表現力 | 71 | ||
ビブラート&ロングトーン | 96 | ||
リズム | 98 | 97点 |
では、「世界が終るまでは…」のAi感性ボーナスおよびレーダーチャートの項目の詳細を見ていきましょう。
Ai感性 | Ai感性+ | Ai感性- |
78 | 83 | -41 |
今回のAi感性は、78点とそれほど高得点とは言えません。
その理由は、しゃくりやこぶしなどの歌唱テクニックがあまり付いていないからだと考えられます。
加えて、「世界が終るまでは…」の曲調にマッチしているハンマリングやヒーカップも上手く使えていない点も原因の1つでしょう。
そこで、音の上がる音程ではしゃくり&ハンマリングを、フレーズの最後にはフォールに加えてヒーカップを意識すると良いと推察されます。
抑揚 | しゃくり | こぶし | フォール |
79点 | 10回 | 19回 | 0回 |
「世界が終るまでは…」は、サビが全体の半分ほどを占めているので、どうしても抑揚が付きにくい楽曲です。
そこで、楽曲の全体を通して声量の強弱を意識すると抑揚が付くと推察されます。
また、徐々に上がる音程ではしゃくりを、長いバーではフォールを使うと廃退的な曲調にマッチして、表現力が向上すると言えるかもしれません。
上手さ | タイプ | 秒数 | 回数 | |
ビブラート | 8 | B-2 | 34.7 | 59 |
ロングトーン | 9 | – | – | – |
「世界が終るまでは…」は、多くのフレーズで長いバーがあるので、ビブラートやロングトーンを入れやすい楽曲です。
しかし、曲の印象からフレーズの最後をロングトーンではなくフォール気味に歌う傾向があるかもしれません。
そのため、点数を狙う場面では、ロングトーンを3回ほど入れるように意識すると良いと考えられます。
「世界が終るまでは…」は、曲の全体を通して複雑な音程が無く、音域も男声平均に近いので、音程正答率の取りやすい楽曲と言えます。
しかし、サビが全体の半分ほどを占めているので、声量をキープするためにブレスのタイミングを意識する必要があります。
「世界が終るまでは…」は、多くのフレーズに長いバーがあるので、声が掠れないようにブレスを意識する必要があります。
また、曲調や歌詞がやや廃退的なので、各フレーズを荒々しく歌いがちです。
そこで、「世界が終るまでは…」の安定性をアップするには、フレーズの最後まで丁寧に歌うことが大切だと言えるのではないでしょうか。
「世界が終るまでは…」のリズムは、ややゆっくりであるものの、独特な節回しや字余りの歌詞が無いので、高得点が出やすいと言えるでしょう。
得点アップの道(96点を目指して)
本項では、精密採点Aiにて総合点数96点に達するために必要なポイントを96点の目安に基づいて考察します。
精密採点Aiにおける96点の目安は、以下の記事に詳しく記載されているのであわせてどうぞ!
「世界が終るまでは…」の点数 | 96点の目安 | ||
チャート合計平均 | 441 | 449点 | |
音程 | 88 | 90点以上 | |
安定性 | 88 | 90点以上 | |
表現力 | 71 | 80点以上 | |
ビブラート&ロングトーン | 96 | 194 | 合計190点以上 |
リズム | 98 |
今回の「世界が終るまでは…」における表現力は、抑揚の点数やしゃくりなどの歌唱技法が回数が低い傾向があります。
したがって、全体を通して声量の強弱やしゃくり・こぶしの回数に意識を向ける必要があるでしょう。
また、しゃくりの回数が少ない印象を受けるので、AメロやBメロを中心に20回ほどを目標に歌うと良いと考えられます。
【精密採点Ai】WANDS/世界が終るまでは…の音域や難易度から点数アップの秘訣を調査! まとめ
今回は、WANDS「世界が終るまでは…」の楽曲の概要や音域からカラオケで歌うコツを紹介しました。
「世界が終るまでは…」は、音程やリズムがそれほど難しくないからこそ、丁寧さ要求される曲の1つです。
また、「世界が終るまでは…」は歌い応えのある楽曲なので、持ち歌の1つに加えてみてはいかがでしょうか。
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