スピッツの楽曲は、キーが高くてなかなか手が出せないという方が多いかもしれません。
しかしスピッツの楽曲は裏声との相性がよく、中でもスピッツ初期のバラードナンバー「楓」は裏声を使うと格段に歌いやすくなる曲の1つです。
そこで今回は、スピッツ「楓」の精密採点AI攻略法を見ていきましょう。
スピッツの「楓」はどんな楽曲?
スピッツの「楓」はアルバムのシングルカット曲だったこともあり、発売当初の知名度はそれほど高くありませんでした。
しかし、スピッツの楽曲の中では比較的キーが低く歌いやすい楽曲でもあります。
ここでは、スピッツ「楓」の基本プロフィールや音域・特徴を紹介していきます。
楽曲プロフィール
ここでは、スピッツ「楓」の楽曲プロフィールを紹介します。
- アーティスト名:スピッツ
- 発売年:1997年
- オリコン順位(最高/登場回数):10位/8週
- 収録アルバム:フェイクファー
- タイアップ:「COUNT DOWN TV」オープニング・テーマ
「楓」はスピッツ19作目の両A面シングルで、アルバム『フェイクファー』からのシングルカット曲です。
また1998年発表の楽曲でありながら、2010年にドラマの主題歌になったり、2017年にCM起用されたりと根強い人気を博している曲です。
音域~キーが高そうなら標準キーがおすすめ!
スピッツのボーカル・草野さんは男性ながら女声の標準音域内の「楓」を歌いあげていることが特徴です。
しかし、「楓」の最高音はhiA#とスピッツの中では比較的低い楽曲でもあります。
また原曲キーが#2なので、標準キーに設定し最高音をmid2G#まで下げると男声の標準範囲より半音高い程度まで下げることができます。
キーが高いと感じたら、標準キーでチャレンジするのも良い方法と言えますね。
構成~構成も歌詞も覚えやすいけどフレーズが長い?
スピッツ「楓」の特徴を下に記します。
- 構成:Aメロ×2 → Bメロ×2 → サビ → Aメロ×2 → Bメロ×2 → サビ → Cメロ → 間奏 → サビ×2
- 演奏時間:5:25
- 歌詞の文字数(ひらがな):399文字
スピッツ「楓」は、Aメロ・Bメロ・Cメロ・サビとよく見るタイプの構成をしています。
そして歌詞の文字数が400字程度とそれほど多くないため、歌詞の覚えやすい曲だと言えるでしょう。
しかし演奏時間に対して歌詞の文字数が少ないため、1つ1つのフレーズが非常に長くなっており、歌いきるためには肺活量が必要な曲です。
「楓」の歌詞と伴奏のイメージはどう?
ここまでで、スピッツ「楓」の基本的な情報をインプットできたのではないでしょうか?
さらに、この曲の知りイメージを膨らますことが出来れば、歌声の印象もより良くなるかもしれません。
ここでは、スピッツ「楓」の歌詞と伴奏のイメージに触れていきます。
楽曲イメージ~前向きな自分を忘れない。
「楓」の主人公は、かつての恋人を回想しながら別れを乗り越えようとしている様子が伺えます。
また、強い信念や夢も無い自分は決して幸せになれないと思っていた主人公はその恋人と出会えたことで前向きな自分になれたようです。
そして恋人と別れてしまった今も、ともに過ごした時間の中で手に入れた自分を忘れないようにと問いかけながらフェードアウトしていきます。
伴奏の雰囲気~冬に向かう秋の情景を感じられる楽曲⁉
「楓」のサウンドは、ゆったりとしたピアノとドラムを中心としたバンドサウンドで展開されていきます。
そこに少しもの悲しくも透き通ったボーカルの声が加わることで、冬に向かう秋の情景をグッと引き立てているのも特徴です。
またCメロではリズミカルなピアノが楽曲にドラマチックさを与え、ボーカルのフェードアウトで物悲しさを演出しているアウトロに繋がります。
精密採点Aiでの歌い方はサビの攻略が第一歩!?
これまでで、スピッツ「楓」の基本情報や特徴がわかりましたね。
では、精密採点Aiで歌う際はどこを注意すればよいのでしょうか?
ここでは、スピッツ「楓」を精密採点AIで歌う場合のポイントを紹介します。
精密採点Aiの得点を考察
ここでは、精密採点AIで「楓」を歌う時の注意点を述べていきます。
「楓」の音程やリズムはそれほど難しくありませんが、サビの各フレーズに非常に長くて高いキーのロングバーがたくさんあります。
そのためサビでは、裏声を使って音程を合わせていくと良いかもしれません。
音程の項目で述べた通りキーが高くて長いサビでは、音が上ずったり、声が掠れたりするケースがあります。
そのため、地声で無理して歌わずに裏声を用いるなどして緩和すると良いと考えられます。
「楓」のサビは全体の半分ほどを占めているので、意識的に声の強弱を付けていくと抑揚が出てきます。
また、「楓」のどのパートにも階段状に上がるところがあるので、”しゃくり”が入れやすい曲でもあります。
そこで、”しゃくり”を用いた表現力のアップが得点アップへの近道と言えるでしょう。
「楓」のサビはキーが高いので、以下のような割合でビブラート&ロングトーンを入れていくと良いかもしれません。
- Aメロ:ビブラート
- Bメロ:ビブラート
- Cメロ:特になし
- サビ:ロングトーン
(注意:サビ部でのビブラートはかなり難しいです)
特に、サビのロングトーンは力を抜いて歌えるように練習しましょう。
「楓」は演奏時間に対して歌詞の文字数が少ないスローテンポなバラードのためリズムがタメ気味になりやすい傾向にあります。
そこで、リズムバーを見ながら自分のリズムを修正していくと良いです。
得点アップの道(96点を目指して)
この項目では、精密採点AIにて目標得点に達するために足りない要素を考察します。
「楓」は、ゆっくりでキーの高いサビをどう歌うかが最大のポイントです。
サビの1フレーズ目は地声で歌い、2フレーズ目は裏声で歌うと音の上ズリや声の掠れが抑えられると考えます。
また裏声には肺活量を必要とするので、サビの直前でしっかり息を吸っておくことも忘れてはいけませんね。
精密採点Ai攻略への道【楓】編 まとめ
今回は、スピッツ「楓」の精密採点AIでの歌い方を紹介しました。
「楓」はサビのロングバーを裏声を使うと歌いやすいことがわかりましたね。
またスピッツ「楓」は意外と人気のある楽曲なので、持ち歌の1つにいかがでしょうか。
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