カラオケでのハンマリングとは？点数アップにつながる歌唱技法を解説！

カラオケでの歌唱テクニックの中に、ハンマリングと呼ばれる技法があります。
ハンマリングを使用すると、歌に高揚感を与え、より魅力的な歌唱につながります。

また、精密採点Aiではハンマリングの他にも、様々な歌唱テクニックが得点化されている点が特徴です。

今回は、カラオケでのハンマリングを中心に、精密採点Aiにおける歌唱テクニックを解説します。

カラオケでのハンマリングとは？

ハンマリングは、歌唱表現力を高めるためのテクニックの一つです。特に、精密採点AiではAi感性ボーナスにつながる技法の1つに数えられます。

他にも、精密採点Aiでは以下の歌唱テクニックも評価され、ピンク色の光線がAi感性メーターに溜まる演出がされます。

本項では、上記4つの歌唱テクニックについて解説します。

ハンマリングは、1つのフレーズを2回に分けるイメージを持ちながら、音程に明確な段差を付けて歌います。

例えば、以図のように「あー」と伸ばす歌詞を歌う場合、「あ→あ↑」のように2つ分けて歌うと検出されやすくなります。

また、ハンマリングは「また」のように子音の発音の場合は、「ま→あ↑、た→あ↑」のように子音と母音を分ける点がポイントです。
上記の特性上、ハンマリングは音程バーの中盤から後半にかけて使用すると、歌いやすいとわかります。

一方、ハンマリングと似た歌唱テクニックにしゃくりがあります。
しゃくりは、低い音程から高い音程へと”滑らかに”上げるテクニックです。
そのため、しゃくりはフレーズ冒頭で、ハンマリングはフレーズの中盤以降で使われる特徴があります。

なお、精密採点Aiでハンマリングを用いると、音程バーの冒頭部に赤色に表示されるケースがあります。
しかしながら、精密採点Aiにおける音程の評価は、音程バーの最後で評価されるので、音程正答率の減点に直接つながるとは限りません。

プリング・オフは、正確な音程から段差をつけて音程を下げる技法です。
具体的には、以図のように「あ→あ↓」と上から下へ音程に段差をつけるイメージで行います。

また、プリング・オフもハンマリングと同様に母音の発音では2つに分け、子音の発音では子音と母音を分けて歌うと歌いやすくなります。
そのため、プリング・オフは技法の特性上、メロディーラインが下り坂のようになっている箇所の方が効果的です。

一方、プリング・オフと似た歌唱テクニックにフォールがあります。フォールは、正しい音程から”滑らかに”下げるテクニックです。
そのため、ファールはフレーズの発声終わりに、プリング・オフはフレーズ中に使うテクニックと言えます。

なお、プリング・オフ（およびフォール）は、頻繁に使用すると歌が不自然に聞こえることがあるので、適度に使うことが大切です。

アクセントは、特定の音符や歌詞の一部を強調することで、歌にリズム感や感情を加える技術です。
特に、精密採点Aiでは以下の図のように音程バーの先頭を強調して歌う技法とされています。

一般に、音を強調するために息を強く吐くと、音程がわずかな時間下がり、すばやく正しい音程へと戻ります。
精密採点Aiは、上図のような音程の起伏を検出しており、フレーズ内のアクセントを点数として還元可能です。

以下に、カラオケでアクセントを効果的に使うための方法を2つ紹介します。

精密採点シリーズでは、歌唱画面に音程バーとリズムバーが表示されます。
そこで、音程バーの始まりとリズムバー（上図の黄色バー）が一致する点を目掛けて発声すると、アクセントの評価が得られやすくなります。

歌唱時に、歌詞の中で特に重要な意味を持つフレーズにアクセントを付けると、歌としての表現力が増します。
そのため、歌詞の意味や雰囲気をイメージし、気持ちを込めて歌うと、アクセントが付きやすくなると期待できます。

上記のように、アクセントはフレーズの韻やリズムにおける表現を評価する項目です。
そのため、スピード感がある歌や言葉数の多い歌では、アクセントの検出タイミングをより多い傾向があります。
そこで、特にアップテンポの曲でアクセントを意識すると、点数アップにつながると言えます。

ヒーカップは、フレーズの終わりにピッチを跳ね上げて収束させる技法です。そのため、歌に儚さや妖艶さを出す効果が期待できます。

ヒーカップは、技法の特性上、音程バーの後半で使われるケースが多い傾向です。
そこで、以図のように、小さい「っ」を入れるイメージで歌うと使いやすくなります。

具体的には、伸ばすフレーズの後半で、舌を奥へと丸まっていくと「あーーあっ⤴」のように歌えます。

なお、ヒーカップはプリング・オフと同様に使いすぎると歌が不自然に聞こえることがあるので、適度に使うことが大切です。

今回は、カラオケにおけるハンマリングを始めとする精密採点Aiで使える歌唱テクニックを紹介しました。

特に、ハンマリングはしゃくりと組み合わせて使えるので、表現力の点数とAi感性の点数に効果がある歌唱テクニックです。

本記事を参考に、さまざまな歌唱テクニックを知り、精密採点Aiの点数アップにつなげていただければ幸いです。

精密採点Aiの評価方法を知りたい方へ
以下の記事では、精密採点Aiの評価項目について詳しく解説しています。
点数アップに目指す方は、あわせてどうぞ。