「カラオケのレパートリーを増やしたい」
「もっと上手く歌いたい」
という方は、まず音楽鑑賞から始めるといいですよ。
たくさんの音楽を聞くと、音程やリズムが身体に染み込んでいき、自然と歌えるようになってきます。
今回は、歌をイメージする方法を3ステップで紹介します。
歌をイメージする方法は?
カラオケで上手に歌うためには、まず楽曲を知る必要があります。しかし、流し聴きだけでは音程やリズムの記憶が曖昧で、上手く歌えなかった経験もあるかもしれません。
本項では、当サイトで考える歌をイメージするための3ステップで紹介します。
ステップ①:歌詞を見ながら聴く
歌をイメージするためには、まず歌詞を見ながら聴くことが大切です。
なぜならば、原曲をより詳細に知れるからです。
その具体例を下記に記します。
- 印象の薄かった言葉が頭に入る
1曲を通して聞くと、パートによってメリハリが付けられていると気づくかもしれません。その中で、印象が薄いパートでは、歌詞や音程の記憶が曖昧になるケースもあります。
そこで、歌詞を見ながら聴くと、記憶の曖昧なパートもはっきり認識できるので、細かい音程も正確にあわせられると期待できます。
- 歌独特の文節の切れ目が分かる
歌には、普段の会話とは違い、伴奏のリズムや歌詞の詰め込み具合によって、独特な言葉の切り方をされているケースがあります。
例えば、『歌っていた』という歌詞の場合、『歌っていた』と繋げて歌われるケースの他に、『歌って、いた』や『歌っ、ていた』のように、文法的な切れ目ではない箇所にアクセントが付いている場合があります。
初見で、上記のような歌を歌うと、アクセントの部分でリズムが狂い、音程も外してしまうケースも少なくありません。
そのため、歌詞を見ると言葉の運び方を知ることができるので、リズムの向上が期待できます。
- 文字を視覚情報として認識できる
カラオケで歌う際には、歌詞を見ながら歌うケースがほとんどだと推察します。この時に、漢字やカタカナ、アルファベットが突然現れると、認識~思考~発声までに僅かな間が生じ、リズムを狂わす恐れがあります。
例えば、『燦燦と輝く』という歌詞が突然登場すると、場合によっては読み方を考えるために間を必要とするかもしれません。
同じように、『サンサントカガヤク』とカタカナで書かれたり、『SANSANTOKAGAYAKU』のようにアルファベットで書かれると、認識から発声まで時間が掛かるケースも考えられます。
そのため、歌詞をあらかじめ視覚情報として認識しておくと思考の間をスキップできるので、リズムの狂いを抑えられると期待できます。
なお、上記の方法は毎回のように行うのではなく、1度か2度じっくり音楽鑑賞をするイメージで行うと、音楽をより楽しめると期待できます。
ステップ②:何度か流して聞く
歌をイメージするためには、特定の楽曲を反復して聞く必要があります。すると、歌詞やメロディーがイメージできるようになり、カラオケで歌う際も少しの歌詞確認だけで歌えるようになります。
また、歌詞やメロディーが頭に入っていると、「このパートは声量を抑えて歌おう」とか、「このパートはビブラートを掛けてみよう」など、歌唱テクニックに意識を向けられるので、更なる歌唱力の向上につながります。
しかしながら、ステップ②は本項の3ステップの中で、最も時間を使うパートです。そのため、生活の中に音楽を取り入れる工夫が必要です。
手軽に重低音を楽しみたいあなたへ
料理をしながら、洗濯物を畳みながら、
重低音の効いた曲を楽しめます。
歌を覚えるお供にどうぞ。
ステップ③:歌ってみる
実際に覚えた歌を歌ってみると、言葉と音程の関係や、歌詞とリズムの繋がりが分かり、音楽鑑賞時とは違った発見があります。
具体的には、『たとえば』と歌うフレーズで『ば』の音程が高い場合、少し歌いにくく感じるかもしれません。
他にも、早いリズムで『たたき壊して』というフレーズを歌うと、舌が回らないケースもあるでしょう。
また、実際に歌うことで、1曲の中で正確に覚えているパートと、曖昧さが残るパートをはっきりと認識できます。
この場合、再びステップ①に戻り、あいまいな部分を確認し、ステップ②で意識して聞くと良いでしょう。
上記のように、楽曲をイメージするためには、目で歌詞を知って・耳で聞いて・声を出して歌うと効率的だと言えます。
歌をイメージする方法は?カラオケで自然と歌える3ステップを紹介!まとめ
今回は、歌をイメージする方法を3ステップで紹介しました。
楽曲をイメージするためには、歌詞を見ながら原曲を知り、繰り返し聞くことでより深くイメージすることができます。また、繰り返し聞く際には生活の一部に音楽鑑賞を入れ込むと、より良く覚えられます。
本記事を参考に、音楽をより楽しんでいただけたら幸いです。
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