皆さんは、GLAYの「HOWEVER」という楽曲をご存じでしょうか?
「HOWEVER」は、GLAYの代表曲の1つで、ボーカルTERUの両手を広げて歌う姿が印象的な作品です。
一方、同作品はサビやCメロのキーが高く、歌いにくそうなイメージがあるかもしれません。
今回は、GLAY「HOWEVER」の音域や難易度から精密採点Aiで歌うポイントを考察します。
HOWEVERってどんな曲?
アーティスト名 | GLAY |
発売年 | 1997年 |
オリコン順位(最高/登場回数) | 1位/35週 |
収録アルバム | REVIEW-BEST OF GLAY |
タイアップ | ドラマ『略奪愛・アブない女』主題歌 |
「HOWEVER」は、1997年にリリースされたGLAYの12thシングルです。同作品は、オリコンに35週にわたって登場し、GLAYのシングルで初のミリオンヒットを記録しました。
そのため、『REVIEW-BEST OF GLAY』を始めとする多くのベスト盤に収録されています。
また、MVに映る両手を広げたTERUの姿は、GLAYの代名詞と呼ばれるほど知名度の高いものです。
しかしながら、「HOWEVER」のリリース直後に『REVIEW-BEST OF GLAY』がリリースされたため、11thシングル「口唇」と共にオリジナルアルバムに収録されなかった作品です。
音域や構成から「HOWEVER」の難易度を調査!
上図から、GLAY「HOWEVER」の音域がmid1E~hiDだとわかります。
そのため、「HOWEVER」は男声よりも女声の方が歌いやすい音域と言えます。
本項では、GLAY「HOWEVER」の音域や構成からカラオケでの難易度を調査します。
「HOWEVER」の構成は?
番数 | 構成 |
---|---|
イントロ | 有り |
プロローグ | 有り |
1番 | Aメロ/サビ①/Cメロ① |
2番 | Aメロ/Bメロ/Cメロ② |
間奏 | 有り |
3番 | サビ②/サビ③ |
エピローグ | 有り |
アウトロ | 無し |
「HOWEVER」は、Aメロ・Bメロと2種類のCメロと3種類のサビ、さらにはプロローグとエピローグも加えた9種類から成る構成です。
特に、Cメロ②・サビ②・サビ③に高音パート(最高音はサビ③のラスト)が続くので、間奏の間で息を整えておくことが重要だと言えます。
加えて、Cメロ②・サビ②・サビ③で力を使い果たすと、エピローグの音程や安定性が損なわれる可能性があるので、やや力を残しておくことを忘れてはいけません。
このように、「HOWEVER」を歌うためには息や体力の配分が大切だと言えるでしょう。
「HOWEVER」の難易度を調査!
項目 | 詳細 | 難易度 |
---|---|---|
音域 | mid1E~hiD | 男声:★★★★☆ 女声:★★☆☆☆ |
文字数比 | 1.79 | ★☆☆☆☆ |
ボーカリストの人数 | 1人(TERU) | ★☆☆☆☆ |
作詞作曲者 | TAKURO | ★★★★☆ |
★合計 | 標準を★12とする | 男声:★10 女声:★8 |
「HOWEVER」は、音域や構成に難があるものの、曲のテンポや音程の動きには難しさはありません。
そこで、高いパートでは裏声を用いるなど、音程を合わせることに重視すると、最後まで歌い切れます。
そのため、声域に余裕のある女声は★8、平均声域から離れている男声は★10の評価です。
精密採点Aiの総合点数を考察
上のレーダーチャートは、GLAY「HOWEVER」の得点記録です。
本項では、上記の得点記録に基づいて精密採点Aiにおいて95点を取るために必要な要素を考察します。
精密採点Aiにおける95点の目安は、以下の記事に詳しく記載されているのであわせてどうぞ!
「HOWEVER」を95点の目安に基づいて考察
「HOWEVER」の点数 | 95点の目安 | ||
チャート合計平均 | 439 | 445点 | |
音程 | 86 | 88点以上 | |
安定性 | 83 | 合計255点 | 合計260点以上 |
表現力 | 81 | ||
ビブラート&ロングトーン | 91 | ||
リズム | 98 | 97点以上 |
今回、「HOWEVER」のチャート合計点数は439点であり、95点の目安に6点足りない結果です。
また、総合点数が94点台前半であることから、まず総合点数と関係の深い音程の攻略を、次に安定性の攻略が必要だと考えられます。
採点結果に基づいて「HOWEVER」の弱点を考察
前項の結果を踏まえて、「HOWEVER」の弱点は音程と安定性だと考えられます。
- 【音程】86点
- 【安定性】83点
「HOWEVER」のポイントは、2番のCメロ②から3番(サビ②・サビ③)の高音パートにおいて、声を安定させながら音程を保つ点です。
そのため、音程では1番と2番の前半で音程の正答率を稼ぎ、全体の音程正答率を上げる必要があります。
また、安定性ではCメロ②・サビ②・サビ③の声を安定させるため、裏声を用いたり、響く声を用いたりして、力まずに歌うと良いと考えられます。
採点項目の詳細は下の記事に詳しく記載されていますので、あわせてどうぞ!
【精密採点Ai】GLAY/HOWEVERの音域や難易度を調査!まとめ
今回は、GLAY/HOWEVERの音域や難易度から精密採点Aiで歌うポイントを考察しました。
「HOWEVER」は、2番以降の高音パートが特徴の作品です。しかしながら、音程の動きやテンポ感はそれほど難しくはありません。
そこで、本記事を参考にGLAY/HOWEVERを歌ってみてはいかがでしょうか。
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